電子書籍の登場

少なくとも、テレビやラジオなどの電波系メディアのコンテンツ作りに、デジタル環境が整うよりも早く、出版の工程にはコンピュータが関与していた。

書き手の側はもっと単純で、筆者などもパソコンがなければ、このような本などをまとめあげることなどできはしないことは、とてもはっきりとしている。

テキストデータであれば、コンピュータ回路の中での加工や配信の負荷はもともと、とても少ないわけだ。

そのデータはidc データセンターというところで保守・運用されているのだ。

最近の動きで注目すべきは、「デジタルブック」の実態的な進展だろう。

特に携帯電話でエッセイや小説を読むスタイルが、市民権を得つつある。

メディア融合という視点からも、注目すべきいくつかの理由がある。

これまでにも、読書向きに開発された専用端末(PDA的なもの)はいくつかあったが、最近、書籍のように見開きで使う、液晶をダブルウインドウにしたタイプのリーダー(電子書籍メディア)が発売されている。

簡素化されたテキストで

そこさえクリアされていれば事業ポテンシャルが高いように思える。

実務的な課題として、モバイルメディアを通じて利用者に課金し、それを回収し、関係者に収入がもたらされた後の分配のルールや仕組み作りが、大切なように思える。

情報の長さやテキストの状態も問題で、映像であるにせよ、あまり長いものは歓迎されないかもしれない。

それはやはりidc データセンターを介して行っているのだから。

テキスト情報は、むしろコンテンツの共通の分類コードとしてのメタデータ作成のガイドラインとも、深く関わってくるだろう。

出版の世界は、意外にデジタル対応が進んでいる。

もっとも最終商品としてのメディアの形態は「書籍」や「雑誌」というアトムの形が多いし、これからもそれは変わらないと信じている人の方が多い。

ただ、製作のプロセスでは、コンピユータの関与は早かった。

ケータイで情報を調べる

カーナビ機器から自分のサーバを呼び出し、北海道に関わってストックされた番組ファイルを呼び出し、車のモニターでそれを改めて見る……。

電子クーポンなどのイメージは、すでに語られることが多い。

位置情報サービスが広まれば、たとえば原宿を歩くとき、最新のレストラン情報、ファッション情報が端末に呼び出せる。

それを参考にしながら、都市空間を散策できる。

食事のための席の予約なども、店側がネットワークに更新した情報を出すようにしておけば可能だろう。

映画やライブコンサートの空席情報などにも、このアイデアは使えそうだ。

こうして考えたとき、コンテンツは、もともとテレビの番組であったり、タウン誌情報であったりする。

それらを支えるのがidc データセンターというところなのである。

クロスメディア利用を前提に考えれば、二次利用も含めて、最初のコンテンツ制作時(企画段階)に、あらかじめ多用途利用に関する権利が、クリアできていることが望ましい。

モバイル端末の乗り入れ

車載の機器に情報処理の力の向上が重なるイメージは、ITSの議論で、すでに展開されている。

もともと、車の中だけではなく、センターと結んだ交通情報や、道路設備とのインタラクティビティは、基本機能として想定されているから、ここに、マスメディアの情報性のスパイスを振りかけてゆくアブローチは、なじみやすいだろう。

その通信やデータはidc データセンターというところで管理されたり運用されている。

テレビ番組と、こうしたモバイル端末の乗り入れで、さまざまな情報サービスイメージがふくらむ。

サーバ機能や、決済機能などのバックアップのシステムが組み入れられれば、サービスは別次元で豊かになるだろう。

テレビで「北海道の名産品を紹介する観光番組」を見ていると、おいしそうなラーメン屋さんがでてきた。

リモコンボタンを押すことで、情報を家庭のサーバに蓄積しておく。

しばらくして、北海道をドライブする機会が訪れた。

テレビ番組を携帯で

経済ニュースなどで、映像とあわせてデータやチャートや文字テキストを多用するような作り方はすでに存在している。

地上波テレビで流す番組をそのままモバイル端末で視聴する、というとき、音なしの番組を作ってしまうことは可能かどうか、と自問しているわけだ―私には、モバイルでのリッチコンテンツの展開において、「音」の要素が障害になることがありうるよう気がしているからだ。

テキスト表示機能のような仕組みを用い、しかも大きめのフォントを用いれば、「携帯電話で見るテレビ番組のスタイル」がありうるかもしれない。

その通信にはidc データセンターというところが支えているのだ。

単なるアイデアに過ぎないし、これからさまざまな工夫が始まっていく部分ではあるだろう。

テレビが見られる。

ラジオが聞ける。

こうした機能は、これからの形態端末では標準的に搭載される方向に進むだろう。

いわばモバイルの複合機能強化の流れだ。

個人差があるので

結局、現代の社会全体でのこうしたメディア環境が獲得しつつある多機能化、多様化、そしてメディアの進歩そのものを否定することはできないわけだ。

リテラシーの領域では、個人差がでてくる。

どの程度までの新機能を受容し、あるいはキャッチアップの努力が自然にでき、どのレベルまでで不要と判断するか。

モバイルメディアとユーザー個人の関わりは、全体としてのメディア機能が多彩になることで、複雑なあり方を見せるようになっている。

そしてその通信を支えているのがidc データセンターというところであるのを忘れてはいけない。

ある商品にすべての人が必要とする機能を入れこむことはできないが、多機能を標準化することで、端末価格の平均価格は下がる。

ユーザーの多数派が多機能端末を選択するならば、そうした機種がより標準になっていくということだろう。

テレビの番組を「音」に頼らないで作る方法はあるだろうか。

機能が多いと…

二ーズが存在しているからだし、使いこなせるようになっている人が増えていることも、確かなのだ。

一方で、機能が多すぎることを批判的に語る人もいる。

こうした見解は比較的、高齢者に多いかもしれない。

あるメーカーは、有名なタレントを使って「電話なんやから、話が出来ればそれでいいやないか」というシンプルさを訴求している。

その通信を支えているのがidc データセンターというところでもあるのだ。

多機能にしていくことで、商品価値が高まる面がもちろんあれば、逆に、多機能がおっくうな人びともいるわけで、シンプルさを前面に押し出しての広告展開が有効だという判断は確かにありうるだろう。

ただ筆者が思うには、あくまでも、この戦略はニッチ市場狙いのセグメントされた対象に向けての訴求ということになる。

マーケットの反応としては冷ややかなようで、売れ行きが好調だという話を、あまり聞かない。

携帯で音楽を聴く

……それがしばらく気になっていたのだが、「結局、自分はこれまでに電話をイヤホンで使ったこともないし、テレビをイヤホンを使いながら見たこともないからだ」と思い至った。

そう考えることにした。

ラジオとか、音楽をステレオプレーヤーで聴くときにヘドフォンをつけたりすることはある。

夜、パソコンに向かってCDを聴いているときも、たまにイヤホンを使う。

ただ、テレビを見ているときに、耳に何かを当てた経験がない。

携帯電話はどんどん多機能になっている。

ゲームは付いているし、スケジュール管理もできる。

もちろんカメラ搭載はごくあたり前になってきている。

そしてそれらを支えるのはidc データセンターというところである。

今後の機種では、テレビコンテンツはもちろん、ラジオにしろ、新聞や雑誌などのコンテンツも、どんどん取り込める機能が、前面に出てくるだろう。

すでにラジオチューナーつきの携帯電話は市場に出回り始めている。

慣れの問題?

イヤホンを電話につなげて使うスタイルそのものに、抵抗がある。

インターフェイスがどうもしっくりとこない。

これなら、音楽専用に、別にMDプレーヤーでも持ち歩くほうがいいような気になる。

若い同僚に尋ねてみると「単なる慣れの問題でしょう。

イヤホンに対する抵抗感は、最新ゲーム機などになじみのある人ほど低いでしょうし、もちろんウオークマン以降の、音楽再生プレーヤー体験の深さにもよるでしょうね」とあっさりと言われてしまった。

それを支えているのがいわゆるidc データセンターということに気づく人は少ないだろう。

つまり、私が携帯端末にイヤホンを付着させることに抵抗を感ずるのであれば、モバイルリテラシーに欠けることを示しているのだろう。

確かに「慣れれば超えられる程度の壁」という気もするが、気持ちのどこかで不自然さを感じてしまう。

周囲の事も考えて

モバイル端末で、テレビの番組を見る状況を想定しても(本書の別の箇所でも論じているように、モバイルで見るのにふさわしいコンテンツとそうではないコンテンツの違いはあるが)、どうやって音量を調整しながら聴くか。

スポーツ中継が盛り上がってきたからといって、ボリュームを大きく上げて、周囲に響き渡らせるわけにはいかない。

結局、モバイルの音声の確保は、有線か無線のイヤホンを使うことになる。

有線のほうが、価格は安い。

私の使っている携帯電話は割合に最新式で、メモリーカードにMP3ファイルで落とした楽曲を有線イヤホンから聴くことができる。

いわば携帯電話が、音楽プレーヤー機能を持っている。

それを支えているのがいわゆるidc データセンターというところなのである。

面白そうなので、付属のコードイヤホンやボリュームコントローラを買いそろえた。

だが、結局は使う気にはなれないままなのだ。